自然と歴史をめぐる旅、「もっと!あっちこっち湿地」展5/28まで開催中

「もっと!あっちこっち湿地」展
▲道内にはラムサール条約に登録された湿地が13ヵ所ある

北海道博物館(札幌市厚別区)では、5月28日(日)まで企画テーマ展「もっと!あっちこっち湿地~自然と歴史をめぐる旅~」が開催中(9時30分~16時30分(5月は17時まで)・入場無料・月曜休館)。

1971年に湿地の保護を目的に世界初の国際的自然保護条約として採択されたラムサール条約は、当初、水鳥など渡り鳥を守ることを念頭につくられた条約として知られる。湿原、沼、川、湖、干潟など、北海道はまさに湿地の宝庫でもある。今回の展示は4つの章から構成され、湿地で見られる鳥や魚、昆虫や植物、そして幻になってしまった生きものたちが大集合。さらに、かつては日本最大の湿原だったという石狩大湿原の開拓など、湿地の歴史を掘りおこす。足でさわれる展示もあり、歩いて、感じて学べる展示となっている。

●問い合わせ
 北海道博物館
 TEL 011-898-0466
 https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/