冬の展覧会2023「雪にまつわるエトセトラ」、札幌文化芸術交流センター SCARTSで開催

▲初日の2月4日には企画・制作メンバーが
展覧会を解説するギャラリーツアーも行われる
(15時から15時40分)

札幌文化芸術交流センター SCARTS(スカーツ)と、札幌国際芸術祭(略称:SIAF(サイアフ))のもとで実験的な活動を行うSIAFラボは、2018年より研究開発を軸に、メディアアートを通じて冬の新たな魅力や創造性を発見しようとする継続的な取り組みを行っている。

今回で5回目となる冬の展覧会は、「雪にまつわるエトセトラ」と題して2月4日(土)から14日(火)までSCARTSの各会場で展開され、札幌市で稼働する除雪車や雪堆積場のデータ、吹雪という過酷な自然現象を題材とする体験・体感型のインスタレーションを展示する。このほか、現代音楽家のデーヴィッド・チュードアらが構想した「孤島をまるごと楽器化する」という未完の計画を北海道で実現しようとするS.I.D.E.(サイド)プロジェクトの活動を紹介する展示や、NoMapsとのコラボレーションによる北国の企業による先進的な研究開発の事例を紹介する。さらに、期間中は北海道大学CoSTEP(コーステップ)と連携する中高生向けのワークショップやライブパフォーマンスも開催されるなど充実の展覧会となっている。

入場無料。開催時間は11時から19時まで。2月8日(水)は休館、12日(日)はイベントのためSCARTSコートのみ14時までの開催となっている。

●問い合わせ
札幌文化芸術交流センター SCARTS
TEL 011-271-1955(9時~17時)
https://siaflab.jp/wex2023/