幅広い用途展開に期待 ~酒米粉を有効活用した「しんとつかわお米シロップ」

お米シロップとかりんとうお米
▲しんとつかわお米シロップ(上)と
新十津川かりんとうお米シロップ味

北海道一の酒米の産地として知られる新十津川町から、酒造りで酒米を削った際に残る酒米粉を活用した「しんとつかわお米シロップ」が昨年から販売され、注目が集まっている。

米と米麹、水だけで作った天然のやさしい甘さが自慢のお米シロップは、北海道産原料にこだわり、新十津川町の酒蔵「金滴酒造」の米麹を使用。添加物は一切使用していない。また、大量製造が難しいため、一本一本丁寧に製造されているのも特徴だ。

このシロップはパンの原料に混ぜると良く膨らんでふんわりする効果が長持ちし、しっとりとしたパンになる効果があり、その製造方法は2020年12月に特許を取得している。パンの他に、シロップでコーティングした「新十津川かりんとうお米シロップ味」(写真)も販売されており、今後の展開も期待される。

「しんとつかわお米シロップ」の販売価格は864円(240㌘・税込)、「新十津川かりんとうお米シロップ味」は486円(税込)でいずれも同町の物産館のほか、ネットショップでも購入可能となっている。

●新十津川物産館ネットショップ
 http://www.shintotsukawa.com/
 TEL 0125-76-3141