野中 雅氏/札幌白石記念病院 理事長

「恵み野内科循環器クリニック」を継承
診療体制の充実で「認知症」にも注力
野中 雅氏
社会医療法人医翔会 札幌白石記念病院 理事長
脳と心臓の血管障害を専門とするが、近年は認知症の治療にも力を注ぎ、稲村茂副院長のほか、25年4月に松村茂樹医師も加わり、3名体制で診療にあたる。アルツハイマー型やレビー小体型などの認知症はもとより、新薬「レカネマブ」などによる軽度認知障害の治療にも対応している。
また25年10月に恵庭市内の「恵み野内科循環器クリニック」を事業承継し、今後は札幌近郊の地域医療にも注力。
脳動脈瘤の治療では、最新のデバイス「フローダイバーター」に加え、新たに「WEB」によるステント治療を実施。「WEB」はメッシュ状のステントを動脈瘤のサイズや形状に合わせて留置する画期的な治療法で、従来のコイル塞栓術では難しかった動脈瘤でも安全に治療できる。
「認知症については地域包括支援センターと連携することで生活支援にも力を注ぎたい。診療体制の充実で本院が手狭になり、その改築も検討していきたい」
〈のなか ただし〉1959年生まれ、亥年。余市町出身、65歳。函館ラサール高、札幌医大卒。市立釧路総合病院(脳神経外科部長)、札幌医大脳神経外科准教授などを経て、2009年4月に札幌白石記念病院の前身である白石脳神経外科病院に勤務(副院長・脳血管内治療センター長)。12年4月に院長、14年7月に理事長に就任。日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医など。


