新冨 芳尚氏/蘇春堂形成外科 理事長

新冨 芳尚氏

日本の〝病巣〟治療は「QOE」の向上から
教育制度改革を急務とすべし!

新冨 芳尚氏

医療法人社団蘇春堂形成外科 理事長

 昨今、教育現場でいじめや自殺などが社会問題になっているが、教育制度の抜本的な改革が必要だ、と説く。
「生徒は教師に対する尊敬の念はなく、教師も日本の将来を担う人材を育てるといった気概がない」と指摘。
 生きるうえで最低限必要なことは、四則演算や道徳など、多くはない。「それを短期的に生徒に習得させ、その後は生徒の得意分野をその道のプロが伸ばす制度に変えるべき」と。そのために、小学生から高校生まで年齢を基準に画一的な授業を行う『6・3・3』制を改めて、個性や能力に応じた飛び級制度を推奨する。
「資源の少ない日本がいままで世界に伍してこられたのは、民度が高い日本人という人的資源があったから。日本の〝病巣〟を治療するにはQOL(生活の質)ならぬQOE(教育の質)の向上が不可欠」という。

〈しんとみ よしひさ〉
1943年生まれ、未年。鹿児島県出身、78歳。鹿児島ラ・サール高、北大医学部卒。北大形成外科講座の創設に尽くす。84年に「蘇春堂形成外科」を開業。日本美容外科学会元会長。第22回マイクロサージャリー学会会長。札幌市形成外科医会会長。