新型コロナ禍のいま
1年前の提言をもう一度!


新冨 芳尚氏
医療法人社団蘇春堂形成外科 理事長

診療のかたわら、世相を斬る〝辛口批評〟で知られる。「いま日本は原点に立ち返って〝蜂の巣〟のような生き方に転換すべき」と説く。

蜂の巣は小さな六角形のブロックが集まって強固になる。バーチャル市場で一握りの経営者が巨額の富を得、世界経済を支配するのは健全でなく、昔の日本のように規模は小さくても各々が丹精込めた商品を適正価格で提供し、足りない部分は補い合う社会こそが健全で崩壊しないと指摘。

「農耕民族の日本人(蜜蜂)と狩猟民族の外国人(熊蜂)とでは道徳観念が異なる。海外観光客の入り込みに一喜一憂する観光業者が多いが、本来観光とは地元の人が利用し楽しむものだ」と。

以上は1年前のこの記事を抜粋したものだが、「コロナ禍で私の提言に頷く人も多いはず。1年後のいま、繰り返し提言したい」

〈しんとみ よしひさ〉
1943年生まれ、未年。鹿児島県出身、77歳。鹿児島ラ・サール高、北大医学部卒。北大形成外科講座の創設に尽くす。84年に「蘇春堂形成外科」を開業。日本美容外科学会元会長。第22回日本マイクロサージャリ―学会会長。札幌市形成外科医会会長。