高いブランド力を生かし
国内自給率の向上にも貢献


篠原 末治氏
ホクレン農業協同組合連合会 代表理事 会長

 「業務用や観光土産用の農産物の価格、流通面に影響が出た一方で、安全・安心で安定供給できる北海道の農畜産物があらためて見直された年だったと思う」

米、野菜、牛肉、牛乳とどれをとっても一級品だが、米を例に挙げると「全国的に評価が高まっている」として食味評価で最高ランクの「特A」を獲得し続ける「ななつぼし」「ゆめぴりか」などのブランド力を強調。「TVCMなどで北海道米の消費拡大に努めています」と笑顔で話す。

販売・購買・営農支援の三位一体で事業展開。「2021年9月にデジタル庁が新設される。ICTの活用で農業も大きく変わると思われます。さらに普及・推進に力を入れていく」と語り、「農畜産物の国内自給率を高めるとともに、海外への販路拡大も重要」と力説する。

〈しのはら すえじ〉
1961年5月25日生まれ、丑年。河東郡士幌町出身、59歳。帯広農業高、北海道中央農業学園卒。士幌町農協(非常勤)理事から、2012年常務理事、15年専務理事、18年代表理事組合長。20年6月ホクレン会長就任に伴い、士幌町農協会長。