廻谷 隆行氏／セロテック 社長
将来を見据えた新プロジェクトがスタート
本社近隣に「Ｒ＆Ｄセンター」を新築移転
廻谷 隆行氏
㈱セロテック 社長
全国の病院や臨床検査センターが扱う臨床検査薬を開発・販売する唯一の道内資本メーカー。
20年、30年先を見据えた新プロジェクトが稼働した。誰がやっても業績が上がる普遍的で再現性があるビジネスモデルを再構築しているところだ。
「同業他社が北海道にないため、固定観念にとらわれていたガラパゴス化の企業風土を打破し、会議のあり方から業務の遂行、人材育成まであらゆる業務を見直して、より機動的で実行力のある組織形態を目指している」と廻谷社長。
新プロジェクトの一環として、江別市内にある「Ｒ＆Ｄセンター」を本社の近隣地に移転新築。地下１階地上４階建てで、延床面積は１７８８平方㍍。25年２月に着工し、12月末に完成する予定だ。
「原材料の高騰が続く中、25年は利益率を上げていきたい」
〈めぐりや たかゆき〉１９７４年７月16日生まれ、寅年。札幌市出身、50歳。札幌月寒高校、明治大学法学部卒。２００２年に㈱セロテックに入社。16年に社長に就任。北海道製薬協会副会長。
