髙橋 常夫氏/帯広信用金庫 理事長

特産品専用自販機で十勝の魅力を発信
「十九勝プロジェクト」の地域創生支援
髙橋 常夫氏
帯広信用金庫 理事長
帯広信金は、十勝の特産品の域内外への販売展開を強化するため、「十九勝(トクカチ)プロジェクト」に取り組んでいる。同プロジェクトは日本財団「わがまち基金」を活用した地域創生支援事業であり、地元事業者に特産品専用の自動販売機の管理運営を委託して十勝管内6ヵ所に設置(22年12月現在)しているほか、情報発信機能を充実させた「特産品紹介ECサイト(食べレア北海道)」及び「SNS(Instagram)」を連動させて、事業者の販売チャネルの多様化と商品開発の推進を後押し。
今後も地域活性化に賛同する地元事業者と様々なかたちで連携を図り、十勝の魅力を発信していく方針だ。
「十勝には小規模でも魅力ある商品づくりを行う事業者が数多く存在している。管内外の多くの方に地元の逸品を知ってもらえるよう、様々な販売支援に取り組みたい」
〈たかはし つねお〉
1955年12月26日生まれ、未年。音更町出身、67歳。中央大学商学部卒。1978年に帯広信用金庫に入庫、札内支店長(99年4月)、本店副本店長(2004年4月)、本店長(05年6月)、常勤理事・本店長(08年6月)、常務理事(11年6月)、専務理事(15年6月)を経て、16年6月理事長に就任。