コロナ禍でも業績安定
市場の変化に対応した販売戦略が課題


平 公夫氏
㈱ナシオ 社長

道内大手の菓子問屋としての地位を堅持している。新型コロナ感染拡大で一部減収の事業もあったが、巣ごもり需要の恩恵を受け、例年並みの業績を維持。

「従来は空港や駅の売店でしか扱われなかった商品を観光業界不振の応援として、スーパーの店頭や宅配などでも販売した」と、コロナによる市場の変化を指摘する。コロナ感染で生じた売れ筋商品の変化に対応した販売戦略が今後の課題だという。

感染対策では、東京などの首都圏で週2~3日、本社がある札幌で週1日の在宅勤務を実施。「業務の8~9割がズームやTV会議で事足りており、むしろ集中して事務処理や管理業務が行えるなど、在宅勤務で今後もやっていける手応えを感じた」とも。

2、3年後には次の世代に経営をバトンタッチする準備も粛々と進めている。

〈たいら きみお〉
1952年3月24日生まれ、辰年。札幌市出身、68歳。日大商学部卒。75年日新インテック入社。96年1月、同社代表取締役社長就任。96年8月、ナシオ取締役就任。98年8月、同社代表取締役社長就任。