髙橋 常夫氏/帯広信用金庫 理事長
北信協「信用金庫と共に地域を語る集い」
道内信金が地域課題解決の姿勢を鮮明に
髙橋 常夫氏
帯広信用金庫 理事長
23年9月、北海道信用金庫協会の主催で「信用金庫と共に地域を語る集い」が初開催された。この集いは、信用金庫の社会的使命や役割、地域活性化に繋がる事業者支援への取り組み等を地域に広く周知し、参加者と「地域への想いを共感し合う」ことを目的に実施され、金融機関や行政機関、大学、経済団体の関係者ら約130名が出席。信用金庫が地域社会の発展のために掲げる3つのビジョンや道内3信金(空知・旭川・帯広)による事業者支援の事例紹介を通して、改めて信金が地域に向き合う姿勢を明確に打ち出した。
「金融機関を取り巻く環境は厳しさを増すが、帯広信金はこれからも地元十勝に寄り添い、十勝とともに歩み続け、十勝の発展のために全力を尽くす。今後も道内信金や関係機関等と密接に連携・情報共有を図りながら、地域への強い想いを胸に役職員が一丸となり様々な課題解決に努めたい」
〈たかはし つねお〉1955年12月26日生まれ、未年。音更町出身、68歳。中央大学商学部卒。1978年に帯広信用金庫に入庫、札内支店長(99年4月)、本店副本店長(2004年4月)、本店長(05年6月)、常勤理事・本店長(08年6月)、常務理事(11年6月)、専務理事(15年6月)を経て、16年6月理事長に就任。