コロナ禍でも快進撃は止まらず
「不況はチャンス」新事業にも挑戦


似鳥 昭雄氏
札幌商工会議所 特別顧問
㈱ニトリホールディングス 会長兼CEO

コロナ禍で4・5月は110店舗の臨時休業を余儀なくされたが、「巣ごもり消費」が追い風となり、さらなる躍進を実現した。リモートワーク、ステイホーム関連の机や椅子、キッチンや収納用品の売上げが大幅に伸びるなど、ディスティネーションストアの強みを発揮。また、アプリ会員のポイント増効果もあり、会員数も前年の500万人から820万人に増加、21年2月期までに900万人を見込む。

21年の国内経済について、「増税後3年間と五輪の翌年から不況が続くうえコロナも加わり三重苦」と予想するが、「不況はシェア拡大のチャンス」とも。かねてより「不況を見据えた準備を」と提言しており、ウイズコロナ時代も自信は揺るぎない。21年2月期は女性衣料専門店N+を19店舗まで増やす予定だ。

〈にとり あきお〉
1944年3月5日生まれ、申年。札幌市出身、76歳。北海学園大経済学部卒。67年似鳥家具店を創業。72年似鳥家具卸センター㈱を設立。2002年10月東証1部上場。積極的な社会貢献事業が評価され、05年に藍綬褒章を受章。10年札幌商工会議所副会頭。19年から特別顧問。