中山 茂氏/中山組 社長

中山 茂氏

身の丈に合った堅実な経営を継続
100周年を迎え〝二歩前進〟へ

中山 茂氏

㈱中山組 社長

 中山組が施工し、23年3月に入居開始となる北海道ボールパークFビレッジ内分譲マンション(全118戸・最高価格1億5000万円)が完売。販売元によると、資料請求件数が6000件以上と、過去最高の問い合わせという。
 23年は創業100周年を迎え、新たに社員寮を建設。太陽光エネルギーを活用した「ZEH」対応で、夜間は共用部の電気を補う蓄電システムを導入。
 災害時には蓄電した電力を周辺地域にも開放できるBCP対応型賃貸マンションの〝資産運用活用モデル〟として、不動産関係者からも注目を集めている。
 一方、SDGsの取り組みでは、「企業版ふるさと納税」を通じ、工事などでお世話になった約20市町村に寄付を行った。
「100年は通過点。〝二歩前進〟をモットーに身の丈に合った堅実な経営を継続していく」

〈なかやま しげる〉
1954年4月3日生まれ、午年。滝川市出身、68歳。成蹊大法学部卒。77年三共舗道入社。80年中山組取締役、88年同常務、97年同専務、2001年同社長。05年北海道農業建設協会副会長。16年北海道建設業協会監事。18年北海道経済連合会常任理事。22年在札幌インドネシア共和国名誉領事。