関 崇博氏/中道リース 社長

新たなカテゴリー新設も視野
創立100年に向けリ・スタート
関 崇博氏
中道リース㈱ 社長
創業から半世紀を迎えた2022年、社長に昇格した。昇格後の業務は「ご挨拶訪問しかしていない」と笑うが、より強固な組織構築を図るため、19ある全国の拠点すべてに足を運び、社全体の士気向上に汗を流した。
今般の原油価格高騰やさまざまな社会的要因により「思い通りにいかないところは確かにあった」とはいうものの、「必ずカバーできる部門がある」という同社の強みで22年も好調を維持。とりわけ北海道エリアが全体を牽引、好調の原動力となった。
今後3年間の中期経営計画がスタートする23年は「SDGsをさらに推進しつつ、よりシンプルで筋肉質な組織に鍛え上げるための計画にシフトする必要がある」とする一方、「地域密着を一層強化しなければならない」として、これまでにはない新たなカテゴリーでの新設を模索する構えだ。
〈せき たかひろ〉
1975年生まれ、卯年。北海学園大学経済学部卒。2007年中道機械入社。09年中道リース入社。18年取締役総務部長。常務取締役、専務取締役を経て、22年3月から現職。