森山 領氏／社会医療法人元生会 理事長

東神楽・比布町の診療所の指定管理者で
社会医療法人として、へき地医療に貢献

　24年は、地域の体操教室や講演会の開催、併設のフィットネスクラブの利用増などコロナ禍で立ち遅れていた予防医学の充実を図った。また東神楽町や比布町との包括連携協定により、東神楽町国保診療所と比布町立診療所の指定管理者になった。
「旭川周辺のへき地医療に貢献することで、社会医療法人としての役割を担いたい」
　スポーツ医学にも力を注ぎ、24年８月に北海道オール・オリンピアンズ（橋本聖子代表）と包括連携協定を締結した。スポーツを通じて健全な青少年の育成や地域の活性化、健康づくりで協力し合う。
　そのほか、地元プロバレーチームの「ヴォレアス」をはじめ、野球チーム「富良野ブルーリッジ」や「旭川ビースターズ」をスポンサー応援。旭川市内の明成高校の女子野球部も応援し、選手たちがフィットネスクラブを利用してトレーニングに励んでいる。