「アグリアクション北海道」開始で
加速する〝農業理解〟〝組合員の生活の安定〟


小野寺 俊幸氏
JA北海道中央会 代表理事会長

 「いつの時代にも試練はある。良いことばかりではない──」。〝100年に一度の危機〟といわれる2020年に着任した北海道農業界の新トップリーダーは冷静にコロナ禍を見つめる。

「北海道全体が豊穣だったことが救い」とこの一年を振り返る一方、騒がれた一次産品の消費減には、いち早くJAグループ北海道で消費を喚起する取り組みを実施。さらには、「マスク不足のようなことが食料ではあってはならない」と、農業や食料自給の大切さを発信する〝アグリアクション北海道〟を展開し、農業を気軽に体験できる『パラレルノーカー』などの〝食料と農業〟の理解促進と共に、根底にある〝組合員の生活の安定〟に向け汗をかいた。

21年は「農業の担い手の方々が大きな夢を持って取り組める農業」の創造にベストを尽くす。

〈おのでら としゆき〉
1951年生まれ、卯年。常呂郡常呂町(現北見市)出身69歳。北海道立農業講習所卒。00年常呂町農業協同組合代表理事組合長。農業開発公社理事、厚生連理事、信連理事を経て、17年道中央会副会長。20年6月から現職。