遠藤 修一氏/大地みらい信用金庫 理事長

遠藤 修一氏

地域に根差し、対話の充実を図り
真に必要とされる金融機関へ

遠藤 修一氏

北海道信用金庫協会 会長
大地みらい信用金庫 理事長

 2022年6月、北海道信用金庫協会会長に就任した。
「北海道に20ある信用金庫は、それぞれが地域に根差し、お客様のために奮闘している。北信協の会長として各信用金庫やその地域を訪問することで地域の生の声を聴き対話をしていきたい。そして、各市町村の強みや個性、信用金庫が置かれている現状を知り、会員金庫のために汗をかいていきたい」と決意を語る。
 地方で人口減少や一次産業の衰退などが進む中、信用金庫が果たす役割は大きい。
「地域経済が苦境に立たされている時こそ、信用金庫の存在意義が問われる。地域の金融機関として具体的な情報提供を行いながら、より地域に密着した活動をしていきたい。将来を見据えた着眼力を持ち、地域の経営者や行政とも連携しながら地域の課題に立ち向かっていきたい」と意気込む。

〈えんどう しゅういち〉
1956年2月15日生まれ、申年。中標津町出身、66歳。小樽商科大学卒、78年根室信用金庫(現大地みらい信用金庫)入庫。2001年理事就任。常務理事、専務理事を経て、10年理事長就任。22年6月に北海道信用金庫協会会長就任。