佐藤 嘉高氏/弘照院ばらと霊園 代表役員 住職

佐藤 嘉高氏
▲左から佐藤昂紀副住職、佐藤嘉高代表役員、佐藤宗紀本部長

佐藤 嘉高氏

弘照院ばらと霊園 代表役員 住職

 1200年の伝統を誇る総本山醍醐寺の直轄寺院「弘照院ばらと霊園」。平らな墓所は全国最大で抜群の経営力と安定性を誇る。
 25年、道内初となる木造の「五重塔」がいよいよ完成する。国内に現存する五重塔のほとんどが国宝で、寺院建築物の中では最も〝神聖な建物〟とされている。
 寒冷地北海道は風雪被害が大きく、木造による五重塔建立は困難と言われていたが、厳しい条件を全てクリア。地震や風雪に耐える〝千年の時〟を見守る構造で、日本一美しいと言われる本山醍醐寺五重塔(国宝)をもとにした北の大地に相応しい塔だ。
 塔内は極彩色仕上げの仏像12体、仏画16点、天井や柱は金と七宝羅網で荘厳された圧巻の神聖空間で、寺院の象徴、また歴史的建造物として「希望と安寧」をもたらし、長く歴史を刻んでゆく塔となる。
 また、長男昂紀氏(写真左)は第73代札幌青年会議所理事長に就任した。

〈さとう かこう〉1957年3月30日生まれ、酉年。滝川市出身、67歳。滝川高理数科、中央大法学部卒。2003年全国国立大学附属学校PTA連合会理事、07年文部科学大臣賞受賞、14年附属札幌小中学校PTAOB会(ふじの輪会)会長。