草柳大蔵〈トップ〉対談集(6)
■著者 北海道メディア研究編
■定価 500円(税込)
■発行 2009年11月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-238-5
評論界のトップランナー草柳大蔵が各界リーダーから“生きる力”を引き出す!
色紙日本列島は刻々と変化している。国際情勢、技術革新、世代交代──1970 年から80 年代にかけての高度成長期、日本の各界リーダーたちは何を考え、どう行動していたのか。当時、評論界のトップランナーだった草柳大蔵が引き出した現代の“生きる力”の記録。
※本書は、月刊クォリティに掲載されたものを文庫化したものです。
【目次】
頭の体操の道具 ── 序にかえて
藤島 泰輔・作家/日本人に愛国心はあるか?
近藤日出造・漫画家/乗客もこわい“日本丸”の傾斜
松下 寛・野村総合研究所/ニッポン株式会社再点検
高橋 賢一・道議会議長/道議会を“道民議会”に
中田 乙一・三菱地所/小樽を東洋のニースに
鶴田 浩二・俳優/出生の秘密から情念の世界まで
小佐野賢治・国際興業/脱「田中」小佐野賢治式事業哲学はこうだ
吉村 博・元帯広市長/知事選は倒幕薩長連合が必要だ
高峰三枝子・女優/忙しいときほど恋をする
【プロフィール】
草柳大蔵(くさやなぎ・だいぞう)
1924年、神奈川県横浜市生まれ。東京帝国大学法学部政治学科を卒業。産経新聞記者などを経て、58年からフリーランサーに。大宅壮一に師事し、「草柳グループ」を率いて週刊誌の黎明期に一世を風靡。その後、評論家として活躍。主な著書に「現代王国論」「官僚王国論」「実録 満鉄調査部」などがある。02年7月没。