草柳大蔵〈トップ〉対談集(5)
■著者 北海道メディア研究編
■定価 500円(税込)
■発行 2009年11月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-237-8
評論界のトップランナー草柳大蔵が各界リーダーから“生きる力”を引き出す!
色紙日本列島は刻々と変化している。国際情勢、技術革新、世代交代──1970 年から80 年代にかけての高度成長期、日本の各界リーダーたちは何を考え、どう行動していたのか。当時、評論界のトップランナーだった草柳大蔵が引き出した現代の“生きる力”の記録。
※本書は、月刊クォリティに掲載されたものを文庫化したものです。
【目次】
頭の体操の道具──序にかえて
長洲 一二・横浜国立大学教授/「日本列島改造論」か「住民運動誘発論」か
千 宗室・裏千家第15代家元/茶道は「システム工学」だ
中山 素平・日本興業銀行/日本経済と世界経済という合わせ鏡の中で日本の位置を
舟橋 要・北海道観光連盟会長/雪のエゾ地に名所がござる
池坊 専永・池坊流華道家家元45世/池坊“いけばな”から見た現代社会
楠本 憲吉・俳人/日本人は国際社会ではまだまだ子供
山口 淑子・司会者/女ひとりのチャレンジ人生
児玉譽士夫・右翼運動家/ジャパンライン株式600億の“奪還作戦”
【プロフィール】
草柳大蔵(くさやなぎ・だいぞう)
1924年、神奈川県横浜市生まれ。東京帝国大学法学部政治学科を卒業。産経新聞記者などを経て、58年からフリーランサーに。大宅壮一に師事し、「草柳グループ」を率いて週刊誌の黎明期に一世を風靡。その後、評論家として活躍。主な著書に「現代王国論」「官僚王国論」「実録 満鉄調査部」などがある。02年7月没。