草柳大蔵〈トップ〉対談集(1)
■著者 北海道メディア研究編
■定価 500円(税込)
■発行 2009年9月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-221-7
評論界のトップランナー草柳大蔵が各界リーダーから“生きる力”を引き出す!
色紙日本列島は刻々と変化している。国際情勢、技術革新、世代交代──1970 年から80 年代にかけての高度成長期、日本の各界リーダーたちは何を考え、どう行動していたのか。当時、評論界のトップランナーだった草柳大蔵が引き出した現代の“生きる力”の記録。
※本書は、月刊クォリティに掲載されたものを文庫化したものです。
【目次】
頭の体操の道具 ── 序にかえて
永野 重雄・日商会頭/ソ連から北海道へ天然ガスを引け
駒井健一郎・日立製作所会長/まず“国”の援助がほしい天然開発
小川 栄一・藤田観光社長/日本列島の方針は鳥と魚にきくことだ
鹿島守之助・鹿島建設会長/開発には百年の計が必要だ
中井 春雄・日本水産社長/“とる漁業”から“育てる漁業”への転換期だ
糸川 英夫・工学博士/日本経済を急成長させたのは民族の同質性
江戸 英雄・三井不動産社長/日本列島6つの開発拠点の最右翼地は
【プロフィール】
草柳大蔵(くさやなぎ・だいぞう)
1924年、神奈川県横浜市生まれ。東京帝国大学法学部政治学科を卒業。産経新聞記者などを経て、58年からフリーランサーに。大宅壮一に師事し、「草柳グループ」を率いて週刊誌の黎明期に一世を風靡。その後、評論家として活躍。主な著書に「現代王国論」「官僚王国論」「実録 満鉄調査部」などがある。02年7月没。