樽井 功氏/JA北海道中央会 代表理事会長

予期せぬ自然災害にも一丸で迅速に対応
「食を守るために声を上げ続ける」
樽井 功氏
JA北海道中央会 代表理事会長
記録的な猛暑や少雨に加え、風害といった自然災害の影響によって〝不作の1年〟を過ごした本道農業界。
「とても満足できる数値ではない」と、新たに導入された〝作況単収指数〟にも言及する一方、過去の経験を生かし、組合員には迅速に防除情報などの“対策”を広く発信。被害を最小限にとどめた。
騒がれる米価格については、「ようやく生産者が腰を据えて生産できる適正な価格になった」と分析。農家の設備投資、生産意欲も上昇傾向にあることから、「生産者が5年、10年先を見据え、誇りをもって〝食を守る環境〟が構築されつつある」と評価する。
「食料安全保障の観点からみても、本道の農業が果たす役割は極めて大きい」という就任当初からの想いは揺るがず、新政権に対しても積極的に各種要請活動を展開する構えだ。
「組合員の生活、本道の食を守るために声を上げ続ける」
〈たるい いさお〉1959年生まれ、亥年。上川郡東川町出身。拓殖大学北海道短期大学卒。2014年東川町農業協同組合代表理事組合長。23年6月から現職。8月からは全国農業協同組合中央会副会長理事。


