鹿内 正孝氏/玄米酵素 社長

鹿内 正孝氏

鹿内 正孝氏

㈱玄米酵素 社長

「玄米酵素の真骨頂は、販売店やご愛食者の皆様に直接お会いし、お話しすること」と全国各地で開く食と健康セミナーは前年を大きく上回り8000回を超えた。
 玄米酵素を推奨する医師や医療従事者も増え、提携先は全国350医院(医師)に広がった。「創業者・岩崎輝明が提唱した医食同源の道をさらに追求していく」と語る。
 当別町の学校給食にも使われた、食べやすく調理しやすい新感覚米「ハイ・ゲンキの故郷」が8月に内閣府の食堂で提供された。11月からは、栽培期間中農薬不使用、一般的な玄米より栄養価が高い新品種を使用した「かなう玄米」の販売を始めた。
「生活習慣病や医療費を減少させるためには、健康の原点である米と米文化の復活が肝要」と強調。すでに札幌市内のクリニックで採り入れられ、「全国の病院食で使っていただけると嬉しい」と話す。

〈しかない まさたか〉1956年3月11日生まれ、申年。根室管内中標津町出身、67歳。釧路湖陵高、小樽商大卒。北海道銀行常務を経て、2006年に、26年間親交を深めてきた岩崎輝明氏に請われて専務として入社。12年社長。