紫藤 正行氏

家庭内暴力や非行、いじめなど
「社会のひずみ」に積極的に向き合う


紫藤 正行氏
札幌商工会議所 副会頭
大黒自工㈱ 代表取締役

 札商副会頭の2期目に入り、前期に実行した附属専門学校の経営改善をさらに進める。一方で北海道地方更生保護協会副理事長の立場から家庭内暴力や非行、いじめの諸問題にも取り組む。「放置できない社会のひずみに、積極的に向き合いたい」。

 社業の「運輸部門」は先代から引き継いだものだが、紫藤さんの手で創業した大宝電子は、医療用Ⅹ線用被爆線量計システム製品の開発で、北洋銀行ドリーム基金技術開発助成金対象に選ばれた。優れた技術力や社会貢献度が高く評価されたからだ。

 主力のハイタク事業では乗務員の処遇改善に力を注ぐ。「ユニバーサルデザイン化など車両はどんどん進化していく。乗務員の平均年齢は65歳を超え、もっと若い人が入ってこられる環境づくりを」と語る。

〈しどう まさゆき〉
1949年5月16日生まれ。丑年。中央大学卒。84年太宝電子代表取締役、91年大黒自工代表取締役。公職は2012年札幌ハイヤー協会副会長、14年北海道ハイヤー無線協会会長、16年11月札商副会頭に就任。