榎並 康之氏/サントリー 執行役員北海道営業本部長
ビールカテゴリーが顕著に伸長
時代のニーズを捉えた〝新需要の創造〟目指す
榎並 康之氏
サントリー㈱ 執行役員北海道営業本部長
23年は「ザ・プレミアム・モルツ」「パーフェクトサントリービール」などのビールカテゴリー販売数量(1~10月累計)が対前年133%と大きく伸⾧。4月に発売した「サントリー生ビール」が業績を牽引した。
また、10月の酒税改正後も〝新ジャンル〟の「金麦」ブランドが好評。また、「金麦〈糖質75%オフ〉」をリニューアルさせ、健康志向に向けた需要の創造を目指す。
業務用では、24年春に「サントリー生ビール」の樽・瓶の発売を予定。飲食店での体験を元に家庭でも楽しんでもらい、さらに飲食店に足を運んでもらう流れをつくるなど、スタンダードビールとしてのさらなる育成のほか、時代のニーズを捉えた商品の〝新需要創造〟を進めていく考えだ。
「お客様に寄り添い、飲食店様の『一杯』を大切に考え、最高のお料理と最高品質のビールを提供していきたい」
〈えなみ やすゆき〉1966年12月28日生まれ、午年。大阪府出身、56歳。関西学院大学法学部卒。89年4月サントリー㈱大阪第一支店入社。2012年4月近畿圏支社広域営業部部長、15年広域営業本部部長を経て、21年1月より現職。