近江 陵太郎氏／セクト 社長

賃貸管理戸数７４００戸でオホーツク管内一
戸建て住宅「ｅｍｏｉｅ」の展開も

　賃貸アパート・マンション等の管理戸数は増え続け、北見市を中心に７４００戸となった。管内ナンバー１の地位は揺るがず、近い将来の営業エリアの拡大を見据える。手始めに札幌市の麻生に自社物件の４階建て、ファミリー向けの賃貸マンションを建設し、足がかりとしていく考えだ。
　業容の幅はさらに広がり、11月に北見市内で新築戸建て住宅「ｅｍｏｉｅ」の販売を始めた。若い世代で「哀愁がある」「趣がある」という意味で使われている俗語「エモい」から名付けたものだ。「住まい手が使うほどに愛着が深まり、ゆくゆくは『この家、エモい』と気にいっていただければ」という思いを込めている。
「内装や器具類はデザイン性を重視し、外壁はＮＳアートパレの塗り壁を採用、屋根材はシングル葺きを使うなど、見た目も機能的にも特徴が盛りだくさん」と語る。２棟目も着工、ブランド展開の期待がかかる。