水戸 康智氏／MOEホールディングス 社長兼CEO
蓄積した〝運営のノウハウ〟と責任で
高齢者が安心して暮らせる環境づくりを
水戸 康智氏
㈱ＭＯＥホールディングス 社長兼ＣＥＯ
㈱萌福祉サービス 社長
24年４月、桑園に新たな「サ・高・住」の運営をする一方、23年から美唄市で社会福祉法人の施設運営にも携わり、こうした経営が立ち行かない介護施設から運営に関する相談、事業継承の依頼は年々増加。
同社は株式会社でありながら町立・町営施設の指定管理者として施設の運営を担っている、という国内では先進的な事例として注目を集めている。
施設の増加に伴い、小樽市の施設内に外国人スタッフを育成する研修センターを設置。語学や習慣、介護技術に加え、業務のスキルアップにも力を注いでいる。
25年は〝救済的Ｍ＆Ａ〟などの事業拡大を見込み、１６００人の職員は２０００人規模となり、売り上げは１００億円に届きそうだ。
「蓄積したノウハウが地方の施設運営を可能にした。入居者の自立の支援と介護者の負担減が当社の役割と責任」
〈みと やすとも〉１９７６年４月22日生まれ、辰年。滝川市出身、48歳。滝川高校、勤医協札幌看護専門学校卒。99年萌福祉サービス設立。２００９年ＭＯＥホールディングス設立。19年（一社）全国介護事業者連盟副理事長兼北海道・東北ブロック支部ブロック長、20年札幌商工会議所健康・文化部会長に就任。
