中田 隆博氏／道路工業 社長

〝ミッシングリンク解消〟に全力
「道をつくり、道民生活の利便性向上」図る

　原材料や輸送費など、コスト高騰の影響は未だ残るものの、ＤＸ推進をはじめとする業務効率化や積極的な社内新システムの導入が功を奏し、創業１００周年の節目となった２０２４年も順調に推移した。
　ミッシングリンクが課題としてある本道だが、24年は念願の道東道釧路延伸が実現。「経済活性化のため、道民生活の利便性向上のためにも、まだやることはある」として、引き続き“道づくり”に汗をかく構え。
　児童会館に絵本を寄贈するなど、１００周年記念事業も活発で、24年は市に“移動人形劇”が可能な自動車『パペットカー』を寄贈。「未来を担う子どもに夢、希望を与えたい」と、社会貢献の姿勢は揺るがない。
　在札幌ベトナム名誉領事としては、夏期に開催されたベトナムフェスで実行委員長として職務を全う。
「25年は一層互いの国に実益をもたらすフェスになる」その手腕に期待が集まる。