越智 文雄氏/あかりみらい 社長
ゼロカーボン実現に不可欠なLED化
27年蛍光管製造禁止に警鐘を鳴らす
越智 文雄氏
㈱あかりみらい 社長
「那覇を拠点に沖縄で3日間動き、そこから熊本に入って、新潟で勉強会を開き昨日帰札。明日は登別へ」というように、ゼロカーボン実現を目指し、持ち前の行動力に一段と磨きがかかっている。
図面をスマホで撮影し送るだけで自動的に試算できる特許取得のシステムを駆使し10年間のリース契約によるLED化を提案。これまで道内外で2000施設を手掛け、自治体向けの実績は全国一だ。
危機管理のスペシャリストである。「地震と津波はいつ起こるかわからない」と救命胴衣の着装や停電時に車から電気をとる日頃の訓練の重要性を説く。給電キットを「避難所や学校用に」と寄贈する社会貢献も果たしている。
札幌なにかができる経済人ネットワークを主宰。まちづくりや地域経済活性化などをテーマにした月例会は12月で182回を数える。マルチな才覚を発揮している。
〈おち ふみお〉1957年12月17日生まれ、酉年。札幌市出身、66歳。札幌開成高、北大法学部卒。電気事業連合会で企画部副部長を務め、北海道電力危機管理対策課長、広報課長を歴任。2012年にあかりみらい設立。札幌なにかができる経済人ネットワーク主宰。