越智 文雄氏/あかりみらい 社長

越智 文雄氏

越智 文雄氏

㈱あかりみらい 社長

「2027年に蛍光管がなくなる」という問題がいかに深刻であるか、「待ったなし」のLED化対策に東奔西走している。「沖縄や鹿児島では県知事にレクチャーして予算化に動きだした。全国300以上の都道府県、市町村を訪問して、オンラインセミナーも150以上の自治体が参加している。それに比べ北海道の動きは鈍い。札幌市も他市町村も道内民間企業も25年中には着手しなければ。26年にはLED製品が入らなくなる恐れがある」と警鐘を鳴らす。
 一般社団法人日本の灯りを護る会代表として、城内実経済安全保障担当大臣や伊東良孝沖縄北方担当大臣に面談し、政府の対策を急ぐように提言するなど、持ち前の行動力にさらに磨きがかかる。
 次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事も務め、地震で甚大な被害を受けた能登半島にいち早く支援物資を届け、「ノロウイルスの感染防止に役立った」と感謝された。

〈おち ふみお〉1957年12月17日生まれ、酉年。札幌市出身、67歳。札幌開成高、北大法学部卒。電気事業連合会で企画部副部長を務め、北海道電力危機管理対策課長、広報課長を歴任。2012年にあかりみらい設立。札幌なにかができる経済人ネットワーク主宰。