ペンで書く墓碑銘  70~80年代(1)

ペンで書く墓碑銘  70~80年代(1)
ペンで書く墓碑銘  70~80年代(1)

■著者 月刊クォリティ編集部編
■定価 500円(税込)
■発行 2009年9月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-223-1

北の大地に確かな足跡を残した先人たちへ贈る追悼記。十人十色の人生ドラマ──

北海道の歴史に名を刻んだ名士や、ニュースの“主役”となった市井の人たちの軌跡を、遺族、関係者らへの取材を通して振り返る。波瀾万丈、毀誉褒貶──登場する人物の数だけドラマチックな物語があった。「月刊クォリティ」誌で76年から続く名物連載を、時代別に収録していく。

※本書は、月刊クォリティ1976年2月号~1978年2月号に掲載されたものを文庫化したものです。

【目次】

寿原 正一 義理、人情、実行力 ── 反骨を貫いた異色の政治家/斎藤 丈武 ガンに散った「ジョーブさん」のスジを通し抜いた人生/笹島  勇 ホクレンとともに歩んだ猪突猛進「モーレツ」人生/伊藤秀五郎 ガン宣告を受け遺した「詩」に暗示された「死」の影/早坂 順一 爆破犯を追う“俳人”道警警部 路上の死/桑沢 義雄 企業繁栄に捧げた「小さな体」と「大きな心」の経営者/舘脇  操 北大開基百年式典を目前に“散った”世界的植物学者/武田松太郎 “日本一”のノレンを贈られた武田松太郎さんのワンマン人生/留岡 清男 父の遺志を継ぎ、教護事業に心血を注いだ反骨教師/勇崎 栄一 業界の一時代を築いた“八百屋”人生/井野 正揮 無名の「社会党員」で終わった「元衆議」波乱の六十年/津田  滋 「経済復興」から「商社罪悪論」の時代を駆けた56年/小田 豊子 誕生日のXマスに逝ったトルコ嬢、空白の一年間/あとがき

ペンで書く墓碑銘  90~2000年代(1)
ペンで書く墓碑銘  90~2000年代(1)