※北海道ノンフィクション賞は、昭和54年、本道の〝生きた市井文化〟発掘の一助に資することを目的に設定されました。

■第1回発表(昭和55年1月号)
〈大賞〉合田 一道『定山坊行方不明の謎』
阿部 信一『濃霧の里─あの子達はいま』
■第2回発表(昭和57年1月号)
〈大賞〉菅  忠淳『ジャスパーは呻く─インディギルガ号遭難の顛末』
■第3回発表(昭和58年1月号)
〈佳作〉水根 義雄『雪の慟哭』
斧 二三夫『アイヌの戦い』
■第4回発表(昭和59年4月号)
〈特別賞〉工藤しま 黒松内つくし園『遺稿集・漣日記』
■第5回発表(昭和60年7月号)
〈佳作〉川嶋 康男『幻華─小樽花魁道中始末記』
中村 美彦『太棹に思いをのせて』
■第6回発表(昭和61年3月号)
〈大賞〉笹川 幸震『ミニSL“トテッポ”の光と影─異色の私鉄・十勝鉄道裏面史』
■第7回発表(昭和62年4月号)
〈奨励賞〉佐々木 農『幻の木製戦闘キ〜106』
村上 輝行『遠い接近─父と小笠原丸遺骨引き揚げ』
■第8回発表(昭和63年4月号)
〈大賞〉竜  泉『佐々城信子とその周辺の群像』
■第9回発表(平成元年4月号)
〈佳作〉桜川 郁『曼荼羅 薄荷考』
■第10回発表(平成2年4月号)
〈大賞〉秋庭 功『森廣の軌跡─新渡戸稲造と片山潜』
〈佳作〉伊藤 純子『失われた線路を辿って』
〈奨励賞〉新井 喜美子『花の夕張岳に魅せられた人々』
■第11回発表(平成3年4月号)
〈佳作〉鈴木 紘子『馬鈴薯の花』
近藤 明美『大和田盛衰記』
〈奨励賞〉緑  はな『あの車が走っていなければ』
原口 清澄『北海道開拓に掛けた陸軍中将』
■第12回発表(平成4年4月号)
〈大賞〉小馬谷 秀吉『ある追跡記─前進座事件』
■第13回発表(平成5年2月号)
〈大賞〉原口 清澄『雄叫び』(受賞辞退)
〈奨励賞〉大和 史郎『夏休みの長い一日』
■第14回発表(平成6年2月号)
〈佳作〉大和 史郎『今甦る白鳥の沼』
■第15回発表(平成7年2月号)
受賞作なし
■第16回発表(平成8年3月号)
〈佳作〉続橋 利雄『碑の詩』
〈特別賞〉吉川 雄三『九七一日の慟哭』
■第17回発表(平成9年3月号)
〈佳作〉穂里 かほり『子育て列車は各駅停車』
〈特別賞〉戸澤 富雄『大介二十二歳の軌跡』
■第18回発表(平成10年3月号)
〈佳作〉富田 祐行『北海道爾志郡熊石町』
■第19回発表(平成11年3月号)
〈大賞〉佐藤 道子『議会お茶出し物語』
〈特別賞〉前田 保仁『甦ったホタテの浜─猿払村の苦闘のものがたり』
■第20回発表(平成12年3月号)
〈大賞〉菊地 友則『親馬鹿サッカー奮戦記』
■第21回発表(平成13年3月号)
〈佳作〉三澤 正道『朽ちた墓標〜シベリア捕虜体験と墓参の旅〜』
■第22回発表(平成14年3月号)
〈大賞〉穂里 かほり『〝たま”身請けの件─箱館開港異聞─』
■第23回発表(平成15年3月号)
〈大賞〉萱場 利通『コムカラ峠〜雲に架ける小さな橋〜』
〈佳作〉春月 和佳『春煌いて』
■第24回発表(平成16年3月号)
〈佳作〉矢野 牧夫『ソ連潜水艦L‐19号応答なし…─留萌沖三船遭難、もうひとつの悲劇─』
■第25回発表(平成17年3月号)
〈佳作〉栗山 佳子『ギーコの青春』
■第26回発表(平成18年3月号)
〈大賞〉奥田 静夫『魂を燃焼し尽くした男─松本十郎の生涯─』
〈大賞〉矢野 牧夫『北海道北部を占領せよ─1945年夏、スターリンの野望─』
〈特別賞〉遠藤 知里『広野の兵村』
■第27回発表(平成19年3月号)
受賞作なし
■第28回発表(平成20年3月号)
〈大賞〉放生 充『40歳からの就職活動、現在24敗中』
〈準大賞〉斉藤 秀世『幸せを、ありがとう』
■第29回発表(平成21年3月号)
〈佳作〉津本 青長『二股口の戦闘 土方歳三の戦術』
橘  逸朗『北に死す』
〈奨励賞〉岩城 由榮『サホロの青い空』
■第30回発表(平成22年3月号)
〈大賞〉佐々木信恵『啄木を愛した女たち─釧路時代の啄木─』
〈佳作〉森山祐吾『太平洋戦争秘話 珊瑚礁に散った受刑者たち』
岩城由榮『きよき みたまよ─唱歌「ふるさと」「おぼろ月夜」の作曲者岡野貞一の生涯─』
■第31回発表(平成23年3月号)
〈佳作〉森山 祐吾『彫る、彫る、僕の生命を彫る―版画に祈りをこめた阿部貞夫の生涯』
〈特別賞〉北野いなほ『ホームランに夢をのせて』
■第32回発表(平成24年3月号)
〈準大賞〉森山 祐吾『至誠に生きた男―実業家新田長次郎の生涯』
〈特別賞〉前田 武『摩周湖』
■第33回発表(平成25年3月号)
〈大賞〉森山 祐吾『リンゴ侍と呼ばれた開拓者―汚名を返上した会津藩士の軌跡―』
〈佳作〉下山 光雄『羊蹄山麓』
■第34回発表(平成26年3月号)
受賞作なし