北海道の伝説 義経浪漫紀行(上)
■著者 滝口鉄夫
■定価 500円(税込)
■発行 2009年11月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-241-5
北海道各地に伝わる「義経伝説」をカメラとペンで活写──。
義経一行の蝦夷地逃避行の出発点となった函館を皮切りに、矢越岬、松前、江差、寿都、雷電海岸、洞爺湖、支笏湖、平取と、各地に残る伝説を追って旅は続く。ゆかりの地には、地元の人々がいまなお義経に寄せる熱い思いがあった!
【目次】
義経伝説と北海道
〈第一部〉日の落ちる大陸の夢
嵐が鎮まる船魂明神──函館
魔物を退治した義経──矢越岬
義経を救った不動明王──松前
義経を待つ白鳥──江差
弁慶が立つ岬──寿都
メヌカが待つ来年岬──雷電海岸
円空の祈り──洞爺湖
軍資金埋めた恵庭岳──支笏湖
義経を守護神として祭る「義経神社」──平取
下巻紹介
【著者プロフィール】
滝口鉄夫(たきぐち・てつお)
1938年札幌生まれ。61年北海学園大学経済学部卒業後、北海タイムス社勤務を経て写真家に。長年にわたり世界の文化遺産、宗教、美術、民俗等の写真を撮り続けており、著書多数。社団法人日本写真家協会会員。日本旅のペンクラブ会員。