十字路 女の視角(2)

十字路 女の視角(2)
十字路 女の視角(2)

■著者 藪禎子
■定価 500円(税込)
■発行 2009年8月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-215-6

北を愛した国文学研究者が透徹した視点で世事をみつめた珠玉のエッセイ

私淑する島崎藤村の足跡を北鎌倉、信州馬籠にたずね、企業倫理の在り方を厳しく指摘し、薄っぺらな言葉ばかりの宰相の器を嘆き──時代を先見したかのような至言、箴言がちりばめられた珠玉のエッセイ。

※本書は、月刊クォリティ1999年1月号~2000年7月号に掲載されたものを文庫化したものです。

【目次】

世情雑感/若者風俗/北鎌倉散策/出処進退/DELIGHT?/スポーツ談義/日本の歌/戦後雑感/『楢山節考』断想/美しい時のために/企業の責任/信濃の旅から/日記の季節/宰相の器/わが師の恩/「民」の復権/昭和の日/権力の授受/広告雑感/解説

【著者プロフィール】

藪禎子

藪禎子藪禎子(やぶ・ていこ)
1930年芦別生まれ。藤女子短大を経て東北大学文学部国文学科卒業。北大大学院文学研究科修了。日本近代文学専聴。藤女子大学講師、助教捜、教捜を経て、96年退職。著書に『小説の中の女たち』『透谷・藤村・一葉』など08年10月没。

十字路 女の視角(1)
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十字路 女の視角(3)
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十字路 女の視角(4)
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