北海道北部を占領せよ

■著者 矢野牧夫
■定価 500円(税込)
■発行 2009年8月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-217-0

終戦直後、北海道は存亡の危機に直面していた──緊迫の秘史を詳らかにした労作

小社主催の「第26回北海道ノンフィクション大賞」大賞受賞作。1945年夏、戦後直後の北海道では、北海道北部の占領を企図するスターリンの野望にさらされ、ソ連潜水艦による引き揚げ船襲撃事件も起きていた──。関係者の証言をもとに、正史では語られなかった“秘史”を掘り起こす。
※本書は、月刊クォリティ2006年4月号~2006年11月号に掲載されたものを文庫化したものです。


【目次】

一、はじめに ~私の八月十五日~/二、八月十五日夜、第七師団へ命令くだる/三、ソ連軍、北海道占領をめざす/四、 八月二十二日、日本軍艦ソ連潜水艦を攻撃/五、大本営、連合国軍に厳重抗議/六、東西冷戦と北海道/七、終わりに ~戦後六十年を迎えて/謝辞 引用文献 留萌沿岸沖「三船遭難事件」の語るもの


【著者プロフィール】

矢野牧夫矢野牧夫(やの・まきお)
1934年生まれ。56年北海道学芸大札幌分校卒、北海道開拓記念館学芸部長、94年退職。現在、道都大学美術学部非常勤講師。