フルーティー

 フルーティーは、札幌観光大使や北海道観光応援隊を務める道産子9人組の人気アイドルだ。
 東京や沖縄など全国ライブでも活躍中の彼女たちに、札幌近郊の遊園地や観光ホテル、ボクシングジム、ガチャガチャなどを1日体験してもらった。

【遊園地】私たちの歌で遊びに来てネ!
岩見沢「北海道グリーンランド」で〝わくわく〟体験

「グリ♬ グリ♬ グリ♬ グリ♬ グリーンランド! !わくわく止まらない♬」

 岩見沢市内の遊園地・北海道グリーンランドのお馴染みのテーマソングは、フルーティーが歌う『Let,s go グリーンランド!』だ。
 作詞作曲は、フルーティーの所属プロダクションの㈱ライブプロが手がけた。

 今シーズンの開園となった4月26日㈯(期間は10月26日㈰まで)には、午前9時からのオープンセレモニーで、フルーティーが子どもたちと一緒にテープカットを行った。
 10時には園内でライブに出演、テーマソングの『Let,s go グリーンランド!』など人気曲を披露。会場はフルーティーのファンや来場者で盛り上がった。

「フルーティーさんにはテーマソングを歌っていただき、またフェスも開催していただいています。お互い協力し合って遊園地を盛り上げていければ」と、北海道グリーンランドを運営する空知リゾートシティ㈱の山本飛鳥主任。
 ライブの後はファンとのサイン会が行われるなど超ハードなスケジュールの中、フルーティーの晴乃せりさん、鳴海れいかさんと一緒に観覧車へ…。

▲カード迷路「ぐるり森大冒険」は、
子どもたちに人気だ

「うわっ、遊園地が下にあっておもちゃ箱みたい」と、せりさん。
 れいかさんも「向こうに森林や畑が見えてのどかな景色がすてき」と、くつろいだ様子だ。

 そのあとは観覧車がある丘から降りて、他のメンバーたちと合流。

 皆が向かったのは、カード迷路「ぐるり森大冒険」。キャラクターのカードを集めるオリジナルの迷路で、子どもたちに人気だ。

▲ジェットコースターに乗って「いざ出発!」

 最後は、ハラハラ、ドキドキのジェットコースター乗り場へ。
 いざ出発!

「キャーっ!」
 つかの間のスリル体験。
「怖かったけれど、あっという間でわくわくしました」(井沼まあいさん)
「♬子どもから大人でも 思いきり 楽しんじゃおう」
 これもテーマソングのフレーズ。それを実体験したフルーティーの皆さんでした…。

北海道グリーンランド
岩沢市志文町1015 電話(0126)22‐2121
https://h-greenland.com

【観光ホテル】定山渓の自然を眺望できる客室&旬の贅沢メニュー

▲「1週間、この部屋に泊まりたい!」

 定山渓温泉にあるぬくもりの宿「ふる川」を訪れたのは、白咲はなさんと桜音こみさん。

 13時に「ふる川」本館近くにある足湯ラウンジ「森の別邸」(旧「心の里定山」)でチェックイン!
「ふる川」では4月25日からチェックインの時間を15時から13時に早め、くつろぎながら楽しめる時間を増やした。

▲ワインとお菓子で足湯タイム
(白咲はなさん(右)と、桜音こみさん)

「13時からチェックインできるなんて何だか得した気分!」と、はなさん。
 まずは滞在のスタート場所である「森の別邸」で、ゆったり足湯に浸かりながらスパークリングワインでくつろぎタイム。お菓子のセットも付いてご満悦の様子…。
「滝の音を聞きながらワインも楽しめる足湯は、たまらないっ」と、こみさん。

 そしてふたりは、本館最上階の客室「真珠星」(803号室・69㎡)へ。
 窓の向こうのテラスでは定山渓の山々や温泉街が眺望できる。部屋に螺旋階段があって、その奥には個室の露天風呂が…。
「うわっ。部屋の中に階段があるホテルって生まれて初めて!」(はなさん)
「1週間、この部屋に泊まりたい」(こみさん)

 それからふたりは本館の離れにある露天風呂「ゆ瞑み」(地下)へ。
 そのうちの1つ「法灯の湯」は、定山渓の開祖・定山が湯守した「壱の湯」を再現した岩造りの露天風呂だ。
 150年前の古木や豊平川の岩、そして古い梁組みと裸電球がいにしえの情緒を醸し出す絶景の湯。時空を超えた〝瞑想の湯〟としても人気が高い。
 ここでふたりは、しばし〝瞑想〟の世界へ…。

「雑念が消えてからだだけでなく、頭もスッキリしました」(はなさん)
「古都にある温泉みたいで不思議な気持ちです」(こみさん)
 さらに作務衣に着替えて「貸切岩盤浴」へ。
「プライバシーが保たれた岩盤浴は、とても癒されます」(こみさん)

▲北海道の旬の食材を使ったフルコース(10品)
「見た目もきれいで芸術品みたい!」
「牡丹えびが大きいっ」

 入浴後は、本館「壷中天」(2階)で夕食タイム。
 壷中天は小樽にあった日本製粉の旧石蔵倉庫を移築し、150年前の九州の古民家の古材を組み合わせてしつらえた個室食事処。日常を離れた空間で食を堪能できる。ご飯を炊く石窯も日本情緒たっぷりだ。
「うわーっ」(はなさん)
「すごいっ」(こみさん)
 ふたりの前に提供されたのは、10品のフルコース。北海道の旬の食材を提供するため2ヵ月に1回、メニューが変わる豪華コースだ。

 今回提供されたのは、ジャンボサイズの「牡丹えび」や赤身の「本まぐろ」、天然の「ヒラメ」に「間八」の造りに「帆立の低温蒸し」や食用花の「金魚草」が添えられている。
 また龍皮昆布と春キャベツを敷き、その上に桜鱒とミニトマトを載せて蒸し焼きにした「桜鱒のセロハン蒸し焼き」や脱皮蟹を使い殻ごと食べられる「ソフトシェルクラブ雲丹衣揚げ」。そのほかローストビーフや道産アスパラ、「蛸しゃぶ根菜汁」など、こだわりの逸品がボリュームたっぷり。

「見た目もきれいで旬の食材でつくられた芸術品みたい」(はなさん)
「こんなに北海道の食材が楽しめるなんて贅沢!」(こみさん)

 翌日、ふたりは、心の里「埜のてらす」内にある「体験ツアーデスク」へ。そこでは、「カヌー体験」や「温泉石鹸作り」などアクティビティに関するさまざまなオプションがズラリ。
「定山渓の大自然を生かした遊びが盛りだくさんで大人から子どもまで楽しめます」(はなさん)
「温泉や食事だけでなく、1泊2日を10倍楽しめるなんてすごい!」(こみさん)
 ふたりにとって、春爛漫のくつろぎのひとときでした…。

ぬくもりの宿 ふる川

札幌市南区定山渓温泉西4丁目 電話(011)598‐2345
https://www.yado-furu.com

【ボクシングジム】ファイティングポーズで〝スリム〟なからだに!女性が通えるオシャレなジム

▲闘志満々の益若ひなのさん(左)、余裕のポーズで相手のスキを窺う神楽まりあさん

 ボクシングジムにやってきたのは、神楽まりあさんと益若ひなのさん。
 札幌市白石区にある「NORTHSTAR SAPPORO BOXING GYM」で、昨年の春からフルーティーがジムの公式アンバサダーを務め、イメージソング『Stand Up!!』を歌い、ミュージックビデオに出演している。

 今年3月からジムは新体制になり、プロボクシングのライセンスの取得経験がある中戸川公さんが会長に就任した。
 さっそくふたりは、中戸川会長とトレーナーの日野上夢叶さんのもとでグローブをはめてトレーニングを開始!

▲「護身にも役立ちそう…」(右端は会長の
中戸川公さん、左端はトレーナーの日野上夢叶さん)

 さすがダンスの練習で鍛えているだけあって運動神経はバツグン。アイドルのファイティングポーズに「とっても上手です」と、中戸川会長からお褒めの言葉をもらっていた。

「とてもやさしく親身になって教えてくれたので楽しかったです!」(まりあさん)
「なかなか体験できないポーズなので、いっぱい練習して〝強い女〟になります!」(ひなのさん)

 NORTHSTAR SAPPOROの廻谷隆行オーナーは、「ボクシングに抱く〝コワイ〟〝キタナイ〟〝減量がキツイ〟といったイメージを払拭したい気持ちでこのジムを開設しました。ストレス解消や健康増進、護身など気軽な気持ちで女性にも利用してもらえれば」と話す。

〝オシャレなボクシングジム〟をコンセプトに、シャワーブースのほか、女性専用のパウダールームも取り揃えていて、ヨガのように女性でも気軽に通えそうだ。

NORTHSTAR SAPPORO BOXING GYM

札幌市白石区南郷通2丁目11‐12 第六後藤ビル2F

電話(011)777‐3130
https://northstar-sapporo.com

【ガチャガチャ】女性に人気のキャラクターがいっぱい!狸小路の繁盛 「カプセルトイ」ショップに潜入

▶「女のコに人気のガチャガチャが、 いっぱいあるよ!」

「♯C‐pla(シープラ)」は、全国に221店舗、道内に53店舗を展開するカプセルトイの大型専門店。札幌・狸小路にも5店舗がある。

 その1つ、昨年3月にオープンした「狸小路4丁目店」を訪れたのは、晴乃せりさんと鳴海れいかさん。
「うわっ、ガチャガチャでいっぱい!」と、せりさん。

▲店長の佐々木繁さん(右端)

 カプセルトイは、1066台。土・日は600人程が訪れ、7、8割が10代後半から20代の女性だ。
「400円程度の手ごろな価格で買えて、種類が多いのも人気の理由です」と、店長の佐々木繁さん。
 それだけにサンリオのキャラクターなど、女性ウケする人気キャラクターも、ズラリ取り揃えている。

「ハローキティ」をGETしたせりさんは、「かわいい!」と、ルンルン気分だ。
 一方のれいかさんは、ガチャガチャ・マニアで「シープラ」の常連さん。
「Xとかでガチャガチャの新作情報が出る度に、店内を探し回っています!」(れいかさん)
 れいかさんがGETしたのは「mikkoキャラクターズ」。
「私、このキャラクターがお気に入りで、グッズとか集めてます」(れいかさん)

「ねえ こっちむいて♬」と、宝探しに一生懸命だったせりさんが呼びかけて手にしたのが、ミニチュア「カラフルテープレコーダー」。
「こんなに小さいのに、ホンモノなの。私たちの歌も、これで録音してネ」と、せりさん。

 次にれいかさんがGETしたのが、シープラの自社製品、お菓子のミニチュアキーホルダー「パンダバウム」。
「見てるだけで、食べたくなるっ」と、れいかさんはご満悦の様子。
 ライブで忙しいふたりにとって、息抜きのショッピングタイムでした…。

♯C‐pla 狸小路4丁目店

札幌市中央区南2条西4丁目10‐2 清水ビル1・2F
電話080‐4950‐6693

【守成クラブ】中小企業経営者の会「守成クラブ」の創設者をフルーティーが表敬訪問!

▲「歩いて日本一周はムリだけど、歩数計を持って全国ライブ頑張ります!」

 最後は、フルーティーの9人が「守成クラブ」本部を4月26日に表敬訪問!
 守成クラブは中小企業経営者の会で、創設して24年。北海道から沖縄まで全国275会場、会員3万社を超える。

 フルーティーの所属プロダクションの㈱ライブプロも守成クラブの会員である。
 その創設者である伊藤小一さん(86)は、名前は「小一」だが、やることが〝でっかい〟!
 若いころは徒歩で日本一周を果たし、最近ではオリジナル歩数計を製作して会員に配った。毎年秋には守成クラブの主催で札幌、東京、大阪など4会場で藻岩山や高尾山などの登山を実施。また「小一」ブランドのウイスキーも醸造している。

 そんなユニークな伊藤さんだが、社内にブランコを設置して蓄音機で曲を聴きながら数分間、童心に帰るのが日課だ。

▲「『小一ブランド』のウイスキー、
飲みたいなっ」と、月城じゅりさん(左)。
「蓄音機の音色ってステキ!」と、白岩つくしさん

 この日は休日にもかかわらず、伊藤さんはわざわざ会社に出勤してフルーティーをお出迎え。
「お世話になっています!」
 アイドルの訪問で、社内が一気に華やかになり、伊藤さんも孫を見るまなざしでついニッコリ。

「ねぇ、私たちと一緒にブランコで遊ぼうよ!」と、月城じゅりさんと井沼まあいさんに誘われて、伊藤さんはお気に入りのブランコに…。
「若いアイドルのお嬢さんと一緒に遊ぶと、こちらも元気になるよ」と伊藤さん。
 フルーティーの皆さんに囲まれながら、しばし童心に帰った伊藤さんでした。

守成クラブ本部

札幌市中央区南3条西1丁目1番地1 南3西1ビル
電話(011)211‐0720