”エゾ鹿脂”配合コスメ

▲”エゾ鹿脂”配合コスメ(提供:@Press)

エゾ鹿脂を配合した『YUK COSMETICS』が発売された。

現在、北海道に生息する鹿は60万頭を超え、このうち食肉利用されるものは約20%の10万頭強。生息数に比して食肉利用される頭数が少ない背景には、①害獣指定ゆえの捕獲制度(殺傷するのみで補助金が出るなど)、②捕獲後の食肉利用のための適切な処理技術の欠落(血抜き等)、③鹿そのものの学習能力の向上(国立公園内に逃げ込む等)などが要因とされているが、こうしたなか、札幌市に本社を構える株式会社天鹿は、北海道の害獣である一方、貴重な地域資源になりえるエゾ鹿について、その利用価値を高めることで「エゾ鹿の計画的な頭数調整が行われる環境づくり」の構築を図っている。

また、同社は捕獲=食肉という1次生産から、鹿肉の加工品の生産、鹿部位を原料とするコスメ・サプリメント製品の開発、ファッション・アパレル製品の生産など、エゾ鹿の多様な利活用、6次化といった先駆的な事業を計画しており、今後の活動にも注目が集まっている。

ちなみに鹿油(鹿脂)とは、鹿の脂肪分から抽出されるオイルで、日本では流通量が少ないためあまり知られておらず、中国や先住民族アイヌの間では昔からキズ薬ややけど薬として使用されていた。

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