「お客様が商いを続けられるよう」
信金ならではの機動力で全力サポート


増田 雅俊氏
(一社)北海道信用金庫協会 会長
(一社)全国信用金庫協会 副会長
稚内信用金庫 理事長

 「国の支援やウイルス対策融資などを受け、お金に多少の余裕はあっても、それが循環していない。そんな状態が長くなればなるほどダメージは大きくなる」と経済の現況を冷静に見つめ、「中小・零細企業や個人事業主を顧客に持つ金融機関として〝商いを続けられる〟サポートが今後ますます重要になる。

『先が見えないから、看板を下ろす』という方が増えると、地域経済の疲弊を招きかねない。機動力を生かし支援していきます」と決意を示す。

信用金庫の地域における存在感は絶大だ。一次産業はもとより、サービス業や医療機関など、さまざまな業種に目を向け、「農業・漁業は価格の低下に悩まされているものの比較的安定している。サービス業、運輸業など厳しい分野の方々こそ、今まで以上に耳を傾けていきたい」と語る。

〈ますだ まさとし〉
1953年11月28日生まれ、巳年。宗谷管内猿払村出身、67歳。稚内高、北大法学部卒。78年稚内信用金庫入庫、2001年理事業務推進部長、04年常務理事総務部長、06年6月理事長。16年6月北海道信用金庫協会会長、20年6月全国信用金庫協会副会長。