【2021年4月号掲載】

【住所】石狩市花川南7条5丁目5番地
【TEL】 0133-73-5201
【URL】http://tenkohkai.or.jp

石狩で唯一の精神科専門病院「認知症治療病棟」開設

▲河合剛多副院長

石狩市内で唯一の精神科の病院で、医療法人重仁会大谷地病院による業務承継で病院名を「熊谷病院」から「石狩ファミリアホスピタル」に変更した。精神療養病棟(58床)のほかに2018年10月、認知症治療病棟(61床)を開設。

河合剛多副院長の専門は認知症で、アルツハイマー型やレビー小体型、脳血管性など幅広い認知症疾患を診療する。

診断は、問診や認知機能検査のほか、必要に応じて近隣の医療機関と連携しMRIや脳血流検査などの画像検査を行う。「高齢のうつ病の方は認知症との見分けが難しいことがあり、丁寧な診察で鑑別しています」と河合副院長。

治療では、薬物治療を行う前に環境調整で症状の改善に努めている。「便秘などの身体不調や種々のストレスにより行動障害や精神症状が出るケースもあるので、まずそれらの原因を取り除くことを心がけています」(河合副院長)

それでも症状が改善しない場合や切迫した状況の場合には薬物治療を行い、軽度の症状の場合には漢方薬を使用することもある。

また生活能力の低下が著しく単身生活が困難な患者についてはソーシャルワーカーと協力して連携施設への入所を紹介している。

河合 剛多副院長(かわい ごうた)
秋田大学医学部卒。札幌社会保険総合病院(現札幌北辰病院)、北海道大学精神神経科入局、北海道大学病院、倶知安厚生病院、医療法人重仁会大谷地病院(精神科医長)を経て、昨年4月から現職。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本認知症学会専門医・指導医。