【2021年1月号掲載】

【住所】札幌市南区真駒内柏丘11丁目1番地103号
【TEL】 011-211-5525
【URL】https://www.esi-c.com

強力除菌「クリアランス」ブランド続々商品開発は
「安心して快適に暮らせる社会づくりのお手伝い」
ESI菊地社長の経営哲学

▲簡単生成パウダー「クリアランスα プレミアム」を 手にする菊地匡彦社長


▲札幌市や沼田町に対する寄付に
感謝状が贈られた

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスに対する殺菌剤として有効な次亜塩素酸水溶液を用いた空間噴霧器を「クリアランス」のブランド名で次々と開発するのが札幌市南区に本社を置くESIだ。菊地匡彦社長は「皆さんが安心して快適に暮らしていただける社会をつくるお手伝いをしたい」と社会貢献を果たしていく決意を示す。

「感染予防対策をしっかり施せば、会社でも飲食施設でも、一歩踏み込んだ経営ができる。3密回避だけでは感染が防げないことがわかっており、だからこそ除菌が必要。〝動かない、集まらない〟では経済は活性化しない。私は正常な経済社会を復活させたいという一心で活動しています。除菌に有効な空間噴霧で人畜無害なのは次亜塩素酸水しかありませんから」

菊地社長の言葉には強い信念を感じさせる。

「17年前、北海道で初めて次亜塩素酸水溶液の販売を始めたのが私。次亜塩素酸水は日常生活の中で普通に活用されています。水道水は薄い次亜塩素酸水ですし、プールにも使われています。我々が食するカット野菜の9割は次亜塩素酸水溶液で洗浄されています。次亜塩素酸水溶液は次亜塩素酸ナトリウムとまったく異質のものです」

次亜塩素酸水溶液空間噴霧で効果大

▲集客ホールや医療病院施設、学校などには
「クリアランス フォグミスト」WIDRY


▲ストラップ付きの
「クリアランス スーパージェット」

ESIは創業以来、環境衛生や省エネのコンサルティングを主力として事業展開してきた。「インバイロメント(環境)、セーブ(救う)、インフィニティ(無限)」を社名の由来としており、「経済活動の発展」と「環境問題の解決」を両立した「持続可能な社会」の形成に貢献する取り組みを札幌を拠点に行ってきた。

コロナ禍にあって、次亜塩素酸水溶液を噴霧する商品・商材開発を次々と進めるのは、そんな「SDGs推進の一翼を担いたい」という想いもある。

「空間噴霧による除菌」が最も有効とするのは、微生物制御の考え方から。空中浮遊菌よりも表面付着菌のほうがはるかに多いことがわかっており、ウイルスが最も多いとされる床面に落下する前に殺してしまうのに合わせ、床面に落ちた菌も死滅させられる。

コロナ禍にあって、空間噴霧のニーズは確実に高まっている。大小の機器から細かい霧が煙のように散らばる光景は公共施設や医療機関、オフィスなどで目にすることが多くなった。

そのため菊地社長は「噴霧の源となる水溶液を誰でも、どこでも簡単に作れるように」と知恵を絞って開発したのがパウダータイプの「クリアランスαプレミアム」だ。

▲オフィスや小部屋に最適な超音波霧化器「クリアランス AT-45」

「従来の『クリアランスα』をより使いやすく進化させたもの。個包装の1袋を1リットルの水に入れ、攪拌して溶かすと、確実にペーハー値5〜6・5の最高水準のところになる。しかも常温で6年品質保証。日光にあたっても中身の変化は起きない。冷暗所など保管スペースが必要ありません」

海外から引き合い世界へ普及・啓蒙

▲スポンサー契約した「レバンガ北海道」バージョンに続き、他のプロスポーツチームとのコラボ展開も図る考え


▲携行用の「クリアランス ハンディナノミスト」は5カラーを用意

開発した噴霧器は実に多彩だ。「場所や時間などの用途に応じて的確に噴霧できるように」という意図から次々と手がけてきた。

そのラインナップの一例を挙げよう。

「クリアランスAT-45」は超音波霧化器。便利な上部給水型で、強力除菌だけでなく、瞬間的な消臭機能も持ち合わせている。

「クリアランス スーパージェット」は、消火器のように噴霧し、一気に8〜10メートル先まで飛ばせる。タンク容量3リットルで約10分間の連続噴霧が可能。高校をはじめ学校の教室の除菌などで実用化されている。

「クリアランス ハンディナノミスト」は小型・軽量で「いつ、どこでも、必要な時」に噴霧できるのが特徴。1回の注入で5秒間の噴霧が約70回できる。

そして11月に投入されたのが「クリアランス フォグミスト WIDLY」だ。同社は上士幌町のノベルズ研究所と業務提携しており、病原菌に弱い子牛の感染症を予防するため酪農の現場で生まれた商品。イベントホールや温浴施設など用途は幅広い。寒暖万能型のため氷点下30℃でも稼働できる。

一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議理事を務める菊地社長。「海外からの引き合いもある」と世界への普及・啓蒙に努め、手を緩めることなく新たな商品開発に挑戦する。