北海道羽幌町出身で戦後日本洋画壇を代表する画家の一人、松樹路人(1927~2017)の作品を展示する「追悼 松樹路人展」が11月19日から2020年3月15日まで北海道立近代美術館で開催される。

松樹路人は、父の転勤により道内で少年時代を過ごし、高校生の時に一家で上京。京美術学校(現・東京藝術大学)卒業後、1960年には独立美術協会会員に推挙され、同協会を中心に作品を発表。1950年代から60年代にかけて、構成的な造形表現や、社会的なテーマを描いた作品を残すも、70年代にはそれまでの画風とは決別。2000年代からは、イメージの対象はより作家の心の中に向けられ、心象風景とも言える作品群が生み出されている。

今回は、松樹路人が見つめ続けた内奥の世界をテーマに、初期から晩年にいたる絵画や素描17点の作品を展示する。

また、現代を代表するガラス彫刻家、瀧川嘉子の彫刻18点を展示する「瀧川嘉子展」と詩人で児童文学者の友田多喜雄のコレクション「友田コレクション」の中から、西洋版画の名品約450点の紹介を同時開催する。

 

問い合わせは
北海道立近代美術館
TEL 011-644-6882