紀伊國屋書店(高井昌史社長)が、「紀伊國屋じんぶん大賞2019読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表した。

これは「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――という同店の思いから立ち上げたもので、今回で9回目。

2017年12月~18年11月に刊行(店頭発売日基準)された人文書が対象で、ベスト30は以下の通り。

◆紀伊國屋じんぶん大賞2019 読者と選ぶ人文書ベスト30

1位 『誰のために法は生まれた』木庭顕(朝日出版社)
2位 『歴史修正主義とサブカルチャー』倉橋耕平(青弓社)
3位 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』吉川浩満(河出書房新社)
4位 『新復興論』小松理虔(ゲンロン)
5位 『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』福尾匠(フィルムアート社)

6位 『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)
7位 『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳(亜紀書房)
8位 『未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学』宇野重規(東京大学出版会)
9位 『エコラリアス 言語の忘却について』ダニエル・ヘラー=ローゼン(みすず書房)
10位 『文字と組織の世界史 新しい「比較文明史」のスケッチ』鈴木董(山川出版社)

11位 『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』ユヴァル・ノア・ハラリ(河出書房新社)
12位 『評伝 小室直樹 学問と酒と猫を愛した過激な天才』村上篤直(ミネルヴァ書房)
13位 『知性は死なない 平成の鬱をこえて』與那覇潤(文藝春秋)
14位 『意味がない無意味』千葉雅也(河出書房新社)
15位 『「死」とは何かイェール大学で23年連続の人気講義』シェリー・ケーガン(文響社)

16位 『原民喜 死と愛と孤独の肖像』梯久美子(岩波書店)
17位 『はじめての沖縄』岸政彦(新曜社)
18位 『不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』堀越英美(河出書房新社)
19位 『先史学者プラトン 紀元前一万年-五千年の神話と考古学』メアリー・セットガスト(朝日出版社)
20位 『公開性の根源 秘密政治の系譜学』大竹弘二(太田出版)

21位 『なぜ世界は存在しないのか』マルクス・ガブリエル(講談社)
22位 『制作へ 上妻世海初期論考集』上妻世海(オーバーキャスト)
23位 『トマス・アクィナス 理性と神秘』山本芳久(岩波書店)
24位 『「コミュ障」の社会学』貴戸理恵(青土社)
25位 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子(東洋経済新報社)

26位 『超越と実存 「無常」をめぐる仏教史』南直哉(新潮社)
27位 『労働者のための漫画の描き方教室』川崎昌平(春秋社)
28位 『説教したがる男たち』レベッカ・ソルニット(左右社)
29位 『絶望する勇気 グローバル資本主義・原理主義・ポピュリズム』スラヴォイ・ジジェク(青土社)
30位 『社会制作の方法 社会は社会を創る、でもいかにして?』北田暁大(勁草書房)

※紀伊國屋じんぶん大賞2019フェアは、2月1日から開催予定。詳細は各店舗まで。

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