公益社団法人日本歯科医師会(本部・東京都、堀憲郎会長)が、全国の10~70歳代男女を対象に「歯科医療に関する一般生活者意識調査」を実施した。

今回で7回を数えるこの調査は、同会の広報活動の趣旨である「歯科医療に対する国民の認知度・理解度向上」および「歯科医師や診療に対する評価・イメージの向上」に向け、現状の歯科医療を取り巻く環境や生活者の意識を把握し、今後の広報展開に役立てることを目的として行ったもの。

主な調査結果は以下の通り――。

①日本人の歯科健診意識
◇物事を「先に片付けるほう」(73・4%)が主流の日本人。一方、歯科健診は「先延ばしするほう」(52・7%)が過半数に。
◇先送りしがちな歯科健診だが、4人に3人は「もっと早くから健診や治療をしておけばよかった」(75・7%)と後悔。

②日本人の歯の健康状態
◇自身の歯や口の中の健康状態、6割近くが「健康だと思わない」(57・2%)。先延ばし派では67・4%が「健康だと思わない」。
◇約半数が、ここ1~2年の間に歯のトラブルにより「生活に支障がある」(51・4%)と回答。
◇歯や口の中が「健康だと思わない」が最多の50代(63%)は、歯のトラブルで生活に支障をきたす人も最多(56・5%)。

③「かかりつけ歯科医」の状況
◇かかりつけ歯科医が「いる」のは全体の63%。歯の定期チェックを受けている人では84・9%と全体より20ポイント以上多い。
◇若い世代は半数程度だが、年代とともにかかりつけ歯科医のいる人の割合も高くなり、70代では8割まで増えている。

④歯科医師・歯科医院満足度
◇歯科医師・歯科医院への満足度は平均73・1%。定期チェック受診者では85・3%と満足度が高め。
◇満足している二大理由は、「治療が丁寧で上手」「治療前に治療方法をわかりやすく説明してくれること」。
◇歯医者さんへの三大要望は、「自分の歯をできるだけ残す」「高い治療技術」「治療に対する自分の希望を聞いてくれること」。
◇かかりつけ歯科医がいる人は「これまでの治療経験を把握し対応」「今後も継続的に診てもらえる」など、生涯パートナーニーズも。

(共同通信PRワイヤー)