増田 雅俊氏

地域の特性、優位性を生かした
起業化や商品開発を積極的に支援


増田 雅俊氏
北海道信用金庫協会 会長
稚内信用金庫 理事長

 人口減や一次産業の担い手不足など地域は今、さまざまな課題を抱え、「信用金庫が果たす役割と責任はこれまで以上に大きくなっている」ときっぱりと語る。

 地域における存在感は絶大だ。信用金庫ならではの機動力を発揮して、起業化や商品開発など経済を活性化させる取り組みに一段と力が入る。「その地その地の特性や優位性、例えば稚内なら風力発電といったように、そこでしかできないものはもっと伸ばせる。他人の真似事ではだめ。そこに住む人が考え、しっかりサポートしていく」と力説し、「行政や経済団体と連携しながら一歩、前へ踏み込んでいきたい」とも。

 地域の金融機関の経営を取り巻く環境は厳しさを増す。「お金に関すること以外で、私どもに何ができるか。親身に耳を傾けていくことが大事」と説く。

〈ますだ まさとし〉
1953年11月28日生まれ、巳年。宗谷管内猿払村出身、66歳。稚内高、北大法学部卒。78年稚内信用金庫入庫、2001年理事業務推進部長、04年常務理事総務部長、06年6月理事長。16年6月北海道信用金庫協会会長。