藤原壽美

規模拡大時代のTPP対策は
土地改良と基盤整備で


藤原 壽美氏
北王コンサルタント㈱ 会長

北王コンサルタントや北王農林など10社を擁する北王HDのオーナー。大都市圏の人口集中など地域の経済活動やTPPなどの諸問題を万有引力の法則で読み解く。

世界経済の規模拡大が進む中、北海道の農業もその例外ではない。TPP(環太平洋経済協定)やFTA(二国間経済協定)の関税対策として「同じ土俵で闘うための喫緊の課題は土地改良と基盤整備で、米国や欧州などと比較すると劣悪な状況にある」と指摘する。

北王農林は農地120ヘクタールと山林430ヘクタールを所有し、温室ハウスによる野菜栽培を行う。ハウスや地下水利用、ポンプ配管施設、太陽熱利用(太陽光を直接温水利用)等は北王コンサルタントが所有し、共同で調査研究を進めている。

〈ふじわら よしみ〉
1939年8月25日生まれ、卯年。幕別町出身、79歳。立命館大学理工学部卒。㈱日立製作所に入社、日立モノレール羽田線の計画に携わり、67年、27歳の時に帰郷、北王コンサルタント㈱を創業。幕別町商工会長を3期、北海道商工会連合会合併委員会会長を歴任。北王農林㈱等10社を擁するオーナー。