十字路 女の視角1

■著者 藪禎子
■定価 500円(476円+税)
■発行 2009年8月
■判型 文庫判
■ISBN ISBN978-4-88642-214-9

北を愛した国文学研究者が透徹した視点で世事をみつめた珠玉のエッセイ

リラの花の美しさに札幌暮らしの幸せを感じ、乱れた若者ことばに苦言を呈し、風情が消えゆく街角風景を憂い──北海道を、日本語を心から愛した国文学研究者が、詩情豊かな筆致で綴った珠玉のエッセイ。

※本書は、月刊クォリティ1997年6月号~1998年12月号に掲載されたものを文庫化したものです。


【目次】

リラの花咲く頃/祭りの季節/「失楽園」ブームを斬る/ななかまどの実の色づく時/ワープロ談義/若者ことば/生活の現場から/金融破綻劇 私見/『夜明け前』の時/お役所・寸感/花・旅・人/倫理の復権/街角風景1/世情昨今/街角風景2/政治の季節 雑感/大統領の責任/街角風景3(札幌中央警察署)/数字のゲーム/解説


【著者プロフィール】

藪禎子藪禎子(やぶ・ていこ)
1930年芦別生まれ。藤女子短大を経て東北大学文学部国文学科卒業。北大大学院文学研究科修了。日本近代文学専聴。藤女子大学講師、助教捜、教捜を経て、96年退職。著書に『小説の中の女たち』『透谷・藤村・一葉』など08年10月没。