【2019年12月号掲載】

【住所】札幌市北区麻生町4丁目12‐8 麻生MMビル2階
【TEL】 011-736-7755
【URL】http://www.sapporo-asabu-clinic.or.jp/

【ペインクリニック】
神経ブロックやトリガーポイント注射で「痛みの悪循環」を断ち切る

谷岡 富美男院長

▲谷岡 富美男院長


ペインクリニックは様々な「痛み」の診断と治療を行う専門科である。痛みがこじれ、交感神経や知覚神経が過敏になって痛みがさらに悪化する「痛みの悪循環」を断ち切るため、必要に応じて局所麻酔薬を用いた神経ブロックやトリガーポイント注射を行う。

「これは神経を一時的に麻痺させるだけだと誤解されるが、回復力を妨げる原因を軽減し、自己治癒力を最大限に引き出す治療法であり、夜も眠れない程の帯状疱疹の痛みでも軽快します」と谷岡院長。

整形外科的疾患における神経ブロックは、椎間板ヘルニアによる上肢痛や座骨神経痛など保存的治療が中心となるものや、脊柱管狭窄症や変形性膝関節症などでまだ手術を必要としない程度のもの、手術を行ったが生活に支障をきたす痛みが残存している場合などが良い適応となる。

これらの痛みは、運動療法やストレッチングなどで動かしながら治すことが基本となるが、痛みが強くて思うようにリハビリができない場合にも神経ブロック治療が役立つ。

冷えや低気圧などで増悪する痛みには漢方薬が大いに効果を発揮し、神経の興奮を緩和する内服薬が併用される。

谷岡 富美男院長(たにおか ふみお)
弘前大学医学部卒。1994年さっぽろ麻生クリニック開業。日本麻酔科学会専門医、日本ペインクリニック学会認定医、日本東洋医学会漢方専門医。医学博士。