【2019年9月号掲載】

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冠動脈バイパス手術や弁膜症手術などあらゆる心臓病の専門治療に対応

宮武 司心臓血管外科部長

▲宮武 司
心臓血管外科部長

心臓血管外科の宮武司医師は、狭心症・心筋梗塞に対する冠動脈バイパス手術や弁膜症に対する形成術・置換術など、あらゆる外科手術を担当。

狭心症や心筋梗塞で重症の場合に適用となる冠動脈バイパス手術は、自己の血管をグラフトとして使用し、狭窄・閉塞病変に血流を再開させる治療。大動脈や頚動脈に病変がある場合にはオフポンプバイパス手術を、それ以外は人工心肺を使用したバイパス手術を行うなど、症例で使い分けている。

心房細動では、通常、内科医がカテーテル・アブレーション治療を行うが、弁疾患に合併した心房細動の場合には弁の手術と同時に不整脈の手術も行う。

一方、弁膜症は僧帽弁閉鎖不全症・狭窄症あるいは大動脈弁閉鎖不全症・狭窄症が主であるが、閉鎖不全症に対しては弁を温存して修復する「形成術」を、狭窄症は人工弁を取り付ける「置換術」を行うことが多い。「大動脈弁あるいは僧帽弁狭窄症は弁が傷んでいる場合が多く、置換術を適用するケースが多い」(宮武医師)

また「糖尿病や脂質異常症の場合は、動脈硬化が進行しがち。一度心臓のスクリーニングを受けた方がよい」と、宮武医師は説明する。

宮武 司心臓血管外科部長(みやたけ つかさ)
北海道大学医学部卒。北海道大学病院、米国ハーバード大学(リサーチフェロー)、米国クリーブランドクリニック(クリニカルフェロー)、市立旭川病院(胸部外科診療部長)を経て、2017年4月から現職。日本心臓血管外科学会専門医・修練指導者。日本外科学会専門医・指導医。