【2020年4月号掲載】

【住所】札幌市南区澄川4条5丁目9番38号
【TEL】 011-821‐6155
【URL】http://www.hayashishita.jp

デイケアや訪問看護で在宅療養に力を注ぎ社会復帰へ

▲林下忠行院長

開業53年を迎え、統合失調症や認知症、うつ病、不眠症など精神科疾患全般を診療。病院の理念は、「精神科の入院治療から在宅療養へ」で、社会復帰に力を注ぐ。

林下忠行院長の長男・善行医師も18年7月から精神科医長として診療にあたり、診療体制の充実を図った。

統合失調症は、患者の薬の飲み忘れで再発する傾向にある。同院では抗精神病薬の持続注射を取り入れることで、怠薬による再発予防に努めている。この持続注射は、1ヵ月もしくは2週間に1回注射することで薬の効果が持続する。

認知症では、グループホームなどで周辺症状(妄想、徘徊など)で問題行動がある人について短期間の薬物治療を行う(2〜3週間)。

デイケアやショートケア、ナイトケアに力を入れているのも同院の特徴。ここでは作業療法を通じて規則正しい日常生活が送れる。最近では在宅療養支援のために訪問看護スタッフも増員した。

「厚労省が病床の1割以上の削減を推奨しているため、当院では病床のダウンサイジング(削減)を行い、空いた病棟をデイケア等の拡充に使用し、また訪問看護スタッフを増員することで在宅療養に力を注いでいきたい」と林下院長。

林下 忠行院長(はやしした ただゆき)
岩手医科大学医学部卒。北海道大学医学部精神科に入局後、滝川市立病院、室蘭市立病院祝津分院などを経て、1987年4月に林下病院に勤務。02年10月に院長に就任。精神保健指定医、日本精神神経学会認定専門医、日本東洋学会認定医。札幌市医師会南区支部長。