【2018年7月号掲載】

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鉄由来の酸化ストレス軽減でNASH合併の糖尿病治療に新展開

浜田 結城理事長・院長

▲浜田 結城理事長・院長

糖尿病は様々な合併症を発症するが、その死亡原因の第1位は肝臓病。NASH(非アルコール性脂肪肝炎)は発症すると、非常に高い確率で肝臓の線維化が進み、肝硬変や肝臓がんを発症。特に進行した「バーンアウト(燃え尽き)NASH」では、一見肝機能はほとんど正常なのに、肝硬変が進展し、肝臓がんの発症リスクもさらに高くなる。

NASHは鉄由来の酸化ストレスが正常に処理されない病気で、インスリンの情報伝達が阻害され、糖代謝障害が引き起こされる。同時に膵臓からインスリンを分泌する働きが悪くなり、NASHに合併した糖尿病が進展増悪する。

「鉄代謝改善を念頭に置いてNASH治療を行うと、肝病態のみならず、結果的に糖尿病が改善し、糖尿病薬が減る症例を数多く経験している」と浜田院長。

その治療薬のプラセンタは肝臓の治療薬(保険適用)で、含有されるヘプシジンが鉄由来酸化ストレスを軽減。プラセンタには(血を抜くこと)と同じ効果が期待でき、これによりNASHなどの肝臓病が改善し、HbA1cの値が劇的に低下する。糖尿病の薬を減らしても安定した状態が継続、国際学会でも注目を集めている。

浜田 結城理事長・院長(はまだ ゆうき)
北海道大学医学部卒。北大第三内科助手、オーストラリア国立大学留学、国立西札幌病院内科医長等を経て、1998年5月に開業。国際肝臓病学会正会員、日本肝臓学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医等。医学博士。