【2020年4月号掲載】

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「依存症センター」稼働で道内の依存症治療を牽引

山家 研司理事長・院長

▲山家 研司理事長・院長

旭山病院(山家研司理事長・院長)は、精神科の各疾患において、特徴のある取り組みを行っている。

依存症については、依存症治療拠点機関の指定を受け、北海道での依存症治療の中心的な役割を担うこととなり、昨年4月に「依存症センター」が稼動した。このセンター化により、これまでのチーム医療をさらに進化させ、一般病院との連携を強化、道内の依存症治療を牽引していく方針だ。

昨年2月には認知症病棟を新棟に移動し、快適な治療環境の中、病棟師長が提唱する「その人らしい生活を支える」ためのカンフォータブル・ケアを実践、新棟に併設された高齢者デイケア「笑みな」との連携で、退院後の地域での生活をサポートする。

また昨年6月に「急性期ストレスケア病棟」が完成、清潔で広々としたパーソナルスペースと個室を充実させ、気分障害や神経症性障害の方が安心して治療を受けられる環境を整備した。

入院治療はもちろん、退院後はデイケアやショートケア、就労継続支援B型作業所「ぷらっとカフェ」や訪問看護ステーション「結」により、地域での生活を支援する体制を整えている。

山家 研司理事長・院長(やんべ けんじ)
札幌医科大学卒。76年石橋病院、78年札幌医科大学神経精神科助手、北海道立精神保健センター兼務を経て、81年旭山病院に勤務、2000年から現職。