【2019年12月号掲載】

【住所】旭川市豊岡4条3丁目3‐17
【TEL】 0166-31-6222
【URL】http://www.yamadaganka.jp/

患者に負担なく正確な診断 道北初の「Mirante」導入

▲大谷地 裕明理事長・院長

山田眼科(大谷地裕明理事長・院長)は、白内障や緑内障、網膜硝子体、眼瞼下垂など、さまざまな眼科疾患の手術を実施している。なかでも多いのが白内障の手術で、2018年は1780件と、クリニックとしては道北随一の実績である。

経験豊富な医師とスタッフによる熟練した技術により、2・2〜2・4ミリ程の切開幅で済み、さらにバージョンアップした「極小切開白内障手術」装置の使用で、眼への負担を最小限に抑えるなど、最先端の医療に取り組んでいる。

これにより、手術も短時間で済み、早期の視力回復が見込まれ、日帰りで手術が受けられる。また入院設備があることから、遠方からの患者の場合など希望に応じて短期入院も可能だ。

白内障の手術

▲白内障の手術

一方、眼瞼下垂や眼瞼皮膚弛緩症では、「炭酸ガスレーザー手術装置」など世界で注目される新しい治療法を採用。

昨年8月には道北地域で最新バージョンとなる「VERION(ベリオン)イメージガイドシステム」を導入した。従来の白内障手術では、手術や検査で生じる変数が多く、予想外の術後結果を引き起こす可能性があったが、「VERION」では、術前に測定したデータに基づき最適な手術計画が立てられ、その計画に基づいたガイドを的確に表示。これにより、眼内レンズ挿入中の度数のズレが少なくなり、手術の精度が向上した。

▲今年10月に導入した最新検査機器
「Mirante」

さらに今年10月には、患者に負担がかからず、より鮮明な画像が得られる最新の検査機器「Mirante」(ミランテ)を道北で初めて導入。糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症、緑内障、網膜静脈分枝閉塞症、網膜色素変性症などの網膜疾患でオールインワンでの検査が可能となった。従来は①眼底カメラ、②OCT、③蛍光眼底といった、それぞれの用途に応じた3台の検査機器が必要だったが、この「Mirante」1台の検査で済むため、検査の際に患者が移動する必要がなく、またOCTアンギオ(造影剤)を使わないので網膜の血流や血管の状態を無侵襲に検査できる。加えて従来の眼底写真は眼内角が狭く60度の範囲でしか撮影できなかったが、この機器だと160度の広範囲まで撮影でき、1枚の写真で網膜の状態の全体像がわかる。

 「これにより正確な診断が可能で、検査時間も大幅に短縮できる」と大谷地理事長。